いよいよ今週末が祭典です。
明日はMC三人のリハーサルと、準備は粛々と進められています^^
さて、今日は京都の観光のアクセシブルについてお話ししようと思います。
京都の観光と言えば寺社仏閣
段差や砂利が多くて車椅子では移動しづらいのでは。。。
確かにそういうところも多いのですが、やはり少しずつ様子は変わってきています。
例えば砂利
車椅子で移動しようとすると、自重で前輪や後輪が沈み込んで動きにくくなります。
そこで砂利が車椅子の重みで逃げないように、砂利の中に目立たないように樹脂のプレートを埋め込み、移動がしやすくなっている神社も増えてきています。
昨年、福祉のまちづくり学会に参加し、京都にある世界遺産のアクセシビリティを見て回りました。
西本願寺ではすべてのお堂の脇にはスロープやエレベーターがあり、畳も車椅子のまま上がって結構ですよ。とかなり自由に見て回ることができました。
車椅子のまま利用しやすい低いカウンターやトイレなどもしっかり設置されていました。
どうしても地形的にとか、昔からの文化風習から利用難しいところもあるのですが、皆さんが良く耳にするような寺社仏閣では、できる限りのバリアフリー化がされ、多様な人を受け入れる準備をしてくださっています。
ハード面で準備いただけていることも嬉しいのですが、それ以上に嬉しいことがあります。
それは、備品で置かれている車椅子のメンテナンスがしっかりされていたり、仁和寺においては僧侶の方がヘルパーの資格を取得されていて、庭園を見るためには階段を上がらないといけなかったのに、車椅子の私をうまく階段を一段ずつ持ち上げてくださって庭を見て帰ることができました。
(ちなみに「いつもできるわけではありません。」と、おっしゃっていました。)
そういった、車椅子を使う人の気持ちを考えてくれる方がいる、ということが心強さにつながり、もっと社会に参加したいという意欲にもなるのだと思います。