【地域の取り組み】CONNECT⇄_「アートで こころを こねこねしよう」

~障害のある人もない人も、多様性や共生社会についてともに考える18日間~

「京都国立近代美術館ほか、岡崎公園内の7つの文化施設で、 障害のある人もない人も楽しめる展示や体験を。」

CONNECT⇄_(コネクト)は、多様性や共生社会のありかたについて、障害のある方もない方も共に考え、語り合い、実践するプロジェクト。
3回目となる2022年度のテーマは「アートで こころを こねこねしよう」。障害者週間(12月3日~9日)を含む18日間、展示やワークショップ、連続トーク、上映会など、参加施設がさまざまなプログラムを開催しました。

2022年のウェブサイトは、チームアイコラボがウェブサイトのユーザー評価をさせていただきました。
CONNECT⇄_2022は、ウェブサイトや動画配信、また、現地にお越しになる作家やご来場の方々へのハード面・ソフト面など、さまざまなアクセシビリティを試行錯誤したそうです。

本セッションは、2020年から過去3回開催され、アップデートを続けてきた「CONNECT⇄_」についてのお話しです。

松山氏顔写真

松山 沙樹

京都国立近代美術館 研究員
大学で西洋美術史、大学院で美術館教育を学んだのち美術館の現場へ。現在は教育普及担当として、学校と連携した鑑賞活動や教員向け研修、展覧会関連ワークショップなど、さまざまな利用者と美術をつなぐ活動に携わっている。
2017年からは、視覚に障害のある方などより多くの方へ美術館をひらく取り組み「感覚をひらく―新たな美術鑑賞プログラム創造推進事業」に携わり、「見ること」だけに限らない作品鑑賞ワークショップや鑑賞ツールの開発等を行っている。

滝山氏顔写真

滝山 陽生

京都新聞COM 事業推進局開発推進部次長
2000年京都新聞社入社。主に営業畑で紙面広告企画やイベントプロモーションを手がける。
「CONNECT⇄_」のほか、「時を超えて 祇園祭支援キャンペーン」、「文化庁京都移転特集」などを担当。何故か公官庁のお仕事が多め。
神奈川県出身。大学時代に京都に居付いて地元の新聞社に入ったのに、10年間の東京単身赴任を含む大阪、滋賀など京都以外の勤務の方が実は長い。お酒があれば生きていける。

柴田氏顔写真

柴田 宣史

有限会社時代工房 代表取締役
1974年生まれ。大学の広報課での勤務でウェブ制作を覚える。たまたま障害者と情報技術の親和性が高いことを知り、アクセシビリティに商機があるのではと考え、2004年に仲間と有限会社時代工房を起業(代表取締役)。
2013年に会社の仲間と障害者就労支援事業所である株式会社スタジオニクロムの起業に関わる(取締役)。折り紙と映画と古典落語とウェブアクセシビリティと現象学とSFが好き。

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