交通のアクセシビリティ

Web・AI・IoT 「障害者集団」が提案するアクセシビリティの近未来(イメージ画像:スタッフのシルエット。夜明けの空と街並みを背景に数人が並んでいる)

祭典開催まであと8日!

私の自宅は京都の亀岡市で、職場である草津事務所へ自家用車で通勤しています。
毎日片道2時間の道のり、ちょっとした小旅行です^^

毎日走っていると、何故このような道路にしたんだろうと思うことがあります。
https://goo.gl/maps/Pvoj65toumP9Memw7

上のURLは京都市から亀岡市に向かう国道9号線、京都縦貫自動車道の沓掛(くつかけ)インターチェンジ近くの交差点のストリートビューのURLです。

まっすぐ交差点を過ぎると、左斜めにインターチェンジへ入る道路、そのまま直進すれば国道9号線で亀岡市に向かいます。
このままストリートビューで9号線を進んでもらうと、片側2車線が合流して1車線になるのですが。。。
一見してもとくになにも思わないかもしれませんが、毎日通っていると、何故右側車線が左側車線に合流するんだろう、と思うようになりました。

というのも、左車線は高速道路に向かう車が走るので、まっすぐ行くなら右車線を走れば良い、だったら左が右に合流すれば良いのでは?

そんなのどっちでも良いでしょうと思う方もいるかもしれませんが、実際 名神高速道路と京都縦貫自動車道が繋がり、沓掛インターチェンジが作られ、道路の形が今の形になった時には「京都縦貫道は左、国道9号線は右を走ってください」の看板が出ていました。
いつのまにかなくなっていましたが、どうせ左に寄るのだからと左車線を走る車も多く、夕方のラッシュ時などは国道が混み、インターチェンジ入口を塞いでしまうこともしばしば、それを考え右側車線を走っていると、左側車線を走り直進してきた車が、前に入れまいとスピードを上げて車間距離を詰めたり、車間距離のないところに右から割り込むような感じで合流する車があったり、他にもいろいろあるのですがちょっとしたギスギス地帯になっています。

最初から右側車線に合流だったなら多少は緩和してるんじゃないのかな。そんな気がしています。

ストリートビューの画面左上に時計のようなアイコンがあるのでクリックしてもらうと、過去の写真も見ることができるので是非見ていただけたらと思うのですが、下のURLが2010年頃の縦貫道の入口(当時は沓掛インターチェンジはありませんでした)です。

https://goo.gl/maps/FihJuAy3C4FeyZQs9

右側車線がそのまま縦貫道につながり、左側車線が国道9号線。

おそらくですが、この流れから左に合流ということになったのかなと思ったりするのですが、結局道路は新しくしているので右へ合流でよかったんじゃないかなと考えています。

速い車、遅い車、大きい車、小さい車、若い運転手、高齢の運転手、多種多様な車が往来する道路。

線のひき方だけで皆が快適になれるならばすごいことだと思います。
最初から快適だったなら「右合流でよかった。」と思う人はいないかもしれない。
けれどその道路を使う人たちの気持ちになって道路を作るということが大切で、それが当たり前なんじゃないかと思います。

なんてことを道路の作り方も知らずに書いていますが、もし左に寄せるのが業界で当たり前だったとしたらごめんなさい。

スタッフ画像
山本 英嗣
特定非営利活動法人アイ・コラボレーション理事長