身体障害を持つ方の最新事情(視線操作)<11時20分から12時00分>

このセッションでは、生活する上で視線入力装置を使用しておられる三保さんと、その視線入力装置の販売、有効活用の提案をされております伊藤さんの対談です。
2011年の夏にALSを発症、2013年の秋に視線入力システムを導入し、コミュニケーションを取る際には視線入力装置トビーを使用されており、バイクと広島カープをこよなく愛する三保さん。
三保さんにとって生活に欠かせないツールであるトビーについて、「実際どのように使っているのか」「使うようになって変わったこと」「毎日使っているけどこんなことで困っている」などのお話をお聞きし、一方でトビー製品のエキスパートであるクレアクト伊藤さんに、「販売されるにあたり苦労されたこと」や「ユーザへの配慮のポイント」「三保さんが困っていることへの改善案」を対談形式でお届けします。
クレアクト伊藤さんからは新たな機器をご紹介いただけるというお話も!?

  • 三保 浩一郎 氏 写真

    三保 浩一郎 氏

    日本ALS協会広島県支部支部長
    広島市歯科医師会保険医療対策部委員

    一般に人工呼吸器を装着すると生活の質は著しく低下すると言われ、寝たきりの暮らしを強いられるものと多くの方に想像されます。そんな中、視線入力パソコンを用いることで仕事をし、社会生活を営んでいる様子を動画を交えて紹介します。

    伊藤 直弥 氏 似顔絵イラスト

    伊藤 直弥 氏

    株式会社クレアクト

    2008年トビー・テクノロジー・ジャパン株式会社入社。
    2012年よりトビー・アシスティブ部門の独立に伴い、株式会社クレアクトに転籍し現在に至る。2009年視線入力装置マイトビーの販売開始と共に日本での視線入力装置普及に勤しむ。
    病院、学校、学会等で視線入力装置の紹介、講演を行う。視線入力装置の非課税登録や補装具費の適用など国の公的補助の登録と適用実績に携わる。幼児から年配者まで幅広い疾患において視線入力装置の有効活用を提案している。